平成26年6月、環七事業所に自動体外式除細動器(AED)を導入、設置しました。


 人が目の前で倒れた場合、10分間何もせずにいると助かる確率はほぼ0%。


 しかし、心臓マッサージ(胸骨圧迫)をしてAEDを使用することで、助かる確率は4倍以上にもなるのだそうです。


 救われる可能性のある生命を救いたい。そんな思いから、導入を決意しました。


 社員にも積極的に救命講習を受講させ、いつかあるかもしれない"もしも"に備えています。








※弊社設置のAEDは、乳児(首が座っている)、子供にも使用可能です。









<<倒れている人を発見したら…>>


 声をかけながら肩を軽く叩いてみる
 「だいじょうぶですか?」
 「聞こえますか?」
 「(名前がわかる場合)○○さん、聞こえますか?」
 
    ↓

 意識がない、反応がないときは周囲の人々に大声で助けを求め、119番通報AED搬送を依頼。

 

 「誰か来てください!人が倒れています!」
 「あなたは119番通報してくださいあなたはAEDを持ってきてください
   ※指名して指示を出すと、混乱なく行えます。

   ↓

 呼吸をみる
 
 (10秒以内で胸や腹部の動きを見て、「普段どおりの呼吸」をしているか確認します)

   ↓

 普段どおりの呼吸(喘ぎ呼吸は×)がないと判断したらすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を30回行う

 

 ※胸の真ん中を、重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。
  圧迫の深さは胸が少なくとも5p沈むほど強く圧迫します。
  速さは1分間に100回程度の早さ。
  圧迫解除は胸がしっかり戻るまで。

   ↓

 人工呼吸
  30回の胸骨圧迫終了後、口対口の人工呼吸により息を吹き込みます。
  ※口対口で鼻をつまみながら息を吹き込む。
  1回約1秒かけて、胸が上がる程度の量を2回続けて吹き込む。

 

     ・口対口の人工呼吸がためらわれる場合
     ・一方向弁付人工呼吸用具がない場合
     ・血液や嘔吐物などにより感染危険がある場合

     人工呼吸を行わず、胸骨圧迫を続けます。

   ↓

 もう一度心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)を繰り返す
 (胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回行います。)

   ↓

 AEDの到着

 

 (AEDの指示に従い電気ショック


   ↓

 救急車到着
 救急隊に引き渡す。


 

  救急隊に心肺蘇生を引き継ぐまで心肺蘇生は続けること
  AEDを使用した場合、AEDをはずさないまま救急隊に引き継ぐこと